子どもの通学時の安全確保、災害(地震・水害・火事等)発生時の被害の防止・軽減、ごみ集積場の維持管理、公園・道路の清掃など、個人や行政だけ では対応できない課題が地域にはあります。
これらの課題を解決し、安全に安心して暮らしていくには、地域の皆さんが力を合わせて取り組んでいくことが大切です。
町内会・自治会は、一定の地域に住んでいる世帯が加入する組織で、行政と連携して地域の課題解決に自主的に取り組むとともに、お祭りや運動会等の 地域の方々の交流のためのイベントを実施し、地域での絆づくりを推進しています。
多摩区には、約100の町内会・自治会があり、「○○町(内)会」「○○自治会」「○○管理組合」などの名称で呼ばれています。
多摩区町会連合会は、昭和47年に多摩区が発足したことに伴い、稲田町会連合会、生田地区町会連合会、柿生町内会連合会の3つの町会連合会が設立 した「多摩区町会連合会連絡協議会」としてスタートしました。
その10年後、昭和57年7月の分区により、稲田町会連合会と生田地区町会連合会の2つの町会連合会で新たに編成し、名称も「多摩区町会連合会」 に改め、スタートしました。
現在、88の町内会・自治会によって構成され、明るく住みよいまちづくりと地域の振興を目指して、各町内会・自治会相互の情報交換、 区役所などの行政機関や社会福祉協議会や防犯協会、防火協会などの関係団体との連絡調整、町内会・自治会活動のための研修会の開催など、町内会・自治会の 円滑な運営の推進のための取り組みを進めています。