ジモカツ  

【ジモカツ】10月30日(木)『向ヶ丘遊園駅連絡通路開通式典』

 

『向ヶ丘遊園駅連絡通路開通式典』

 

 平成26年10月30日(木)、向ヶ丘遊園駅連絡通路完成式典が開催されました。

 平成13年に「向ヶ丘遊園駅周辺のまちづくりを考える会」から市議会に請願が提出され、平成14年1月に市議会で採択、 平成15年度から小田急電鉄との共同調査に着手、平成20年10月に地下通路により連絡通路を整備することを小田急電鉄と基本覚書を締結。基本覚書に基づき小田急電鉄に委託、調査設計・実施設計を行い、平成23年7月に連絡通路工事に関する施行協定を締結し工事に着手。

 通路の延長は約70m。通路の幅員は通路部分約5.1m、 階段部分約4.1m。バリアフリーとして通路両側にエレベーターを設置。階段部分には自転車用に斜路を併設。

 通路の整備効果として駅周辺の分断の解消。小田原側の1号踏切はラッシュ時には1時間のうち58分が遮断されていた そうです。完成により常時の通行が可能で、バリアフリーの施設整備により、高齢者や障がい者の方も含めて安全で快適な通行環境が整備されました。鉄道による地域分断の解消、駅周辺での利便性・回遊性の向上が期待されます。

 総事業費約22億円。うち工事費が20億円、用地補償費・調査設計費がそれぞれ1億円。

 営業中の鉄道の地下に通路を作るということで、鉄道の終電から始発までの時間帯に工事を行っていたそうです 。

 式典の特別ゲストとして、かわさきプリンちゃん、川崎フロンターレマスコットのふろん太くんとカブレラくん、小田急バスマスコットのきゅんたくんが、駆けつけてくれました。

 向ヶ丘遊園駅連絡通路が、この日の正午から利用できるようになったと同時に、向ヶ丘遊園駅1号踏切はその役目を終えました。

 向ヶ丘遊園駅連絡通路、ぜひご利用ください。

 

※この映像は、多摩区役所が撮影・編集を行っています。