宿河原地区合同防災訓練~楽しく学び楽しく体験~
2013年11月10日に稲田中学校で行われた合同防災訓練に参加してきました!年に1度開かれているこの防災訓練は9月10月に行われた避難所運営会議よりも規模が大きく、行われる内容もとても多かったです!
今回は準備も手伝わせていただきました!朝早いのに町会の皆さんはとても元気でした。
~準備作業~
~開会~
開会式の後は川崎市のレッドウィングスによる演技がありました。そのあとは多くの体験訓練が校庭内のいたるところで同時に開かれ、参加者は順々に体験されていました。
~レッドウィングス演技~
~訓練披露①~
~訓練内容~
~訓練披露②~
~参加者全員での訓練~
~インタビュー~
訓練会場である稲田中学校の教頭先生や、5丁目町会会長、宿河原町会副会長、参加していた学生、ご家族にお話を聞きました!
Q:学校として、今回の防災訓練にはどのような意義があると思いますか?
A:東日本大震災の時は、地域がうまく機能しなかった。そんな中で注目されたのが高校生の活躍。学生が震災という危機的状況の中で頑張っていたし、その姿を風化させたくない。
Q:(学校として)どのようなことが地域とのつながりを作る上での課題だと思いますか?
A:学校側としては、生徒の参加率の低さ。時期的に部活の大会が多く、個人での参加もおそらくいない。勉強もあるので。教員も若い人が多く、その分地域とのつながりが薄くなってしまっている。
Q:この活動に参加するきっかけは何ですか?
A:学校内の地域イベントとして、バドミントン部は毎年参加している。
Q:(防災訓練以外で)学校として地域行事に参加していることはありますか?
A:吹奏楽部やチアダンス部が積極的に参加している。水辺の愛護活動にも生徒は参加している。
Q:今回の防災訓練の感想を教えてください。
A:今回の防災訓練は楽しいと思った。この訓練が役に立てばいいと思う。
Q:役員として、活動するうえで大切にしていることは何ですか?
A:上に立つものとして、住民への旗振りが大切だと思いながら迅速に判断することを心掛けている。やっぱり一番はみんなを守ること。そのために「地域のつながり」は不可欠。
Q:活動を行う上で大変だと感じることは何ですか?
A:参加者を集める事。活動に実際に来てくれた人からは高評価を頂いている。美化活動などの普段の活動は景観維持のほかにも地域のための重要な意味があると思う。きっかけづくりが課題。
Q:子どもの参加率の低さについてどう思いますか?
A:子ども会が多摩区全体で少なくなってしまっていることも課題を浮き彫りにしている。昔は子ども会の数も多く、子ども会の中で防災訓練も行っていた。
Q:このようなイベントについて、どう思いますか。
A:是非子どもたちにも参加してほしいと思い、孫と一緒に参加している。最近は、子どもだけでなく大人も参加する人が少なくなってきている。
参加していない人にどのようにアプローチするかが課題だが、地域が一体となって参加できる機会は貴重なので、多くの人に参加してほしい。
Q:今回、訓練に参加されたきっかけは何ですか?
A:(中学校近くの)マンション居住者の義務として取り入れられていたが、娘がちょうど小学校で防災マップ作成の授業をしていたこともあり、防災訓練自体に関心があった。
Q:地域活動に参加されていますか?
A:町内会の運動会やお祭りには参加している。宿河原町会は防災への意識が高いことが印象としてある。
Q:今回の防災訓練についてどう思いますか?
A:この活動は必要なことだと思う。
Q:普段はどのような活動に参加されていますか?
A:普段の活動にはなるべく孫と参加するようにしている。太鼓長として祭りに参加。農協の支部長もしているので忙しい。地域団体の長にはこういった訓練にぜひ参加してほしい。地域活動を他人事にしてはいけない。ゴミ捨てなどの日常活動からきちんと取り組む必要があると思っている。
Q:消防団に入団されたきっかけは?
A:地域を守りたいと思ったから。少年消防クラブとかはクチコミ中心で入団者を募集している。
Q:今回の防災訓練に参加されたきっかけは?
A:防災訓練の参加者は昔よりも増えている。今は企業の寮の人も参加しているが、当初は町会の人しか参加者がいなかった。
~参加することの大切さ~
今回の防災訓練は9月10月の運営会議に比べると、規模がかなり大きいものでした。消防団員の方もおっしゃられていたように、訓練に参加する人は近年増加しています。また、消防署員との119番通報の訓練や起震車といったなかなか体験できないものがあることからも町会が防災訓練に強い想いを込めていることが伝わります。
たしかに、子どもの参加者は多くはありません。しかし、参加者は皆「参加してよかった」、「ためになった」などのように好印象でした。やりがいのある活動は必ず「また来たい」と思うものです。今回インタビューさせていただいたご家族以外にも家族づれの参加者は少なくありませんでした。来年、再来年と、参加者が増えると思います!